2010年9月12日日曜日

Boogie Boardがやってきた!!

ご無沙汰しております。残暑がつづいていますが、いかがでしょうか? 知る人ぞ知る、巷で話題になっていたBoogie Boardの日本販売がはじまったようで、さっそく楽天を検索して注文、先日やっと入手しました。そのファーストインプレッションです。

Boogie Boardとは
「せんせい」という子供向けのお絵描きボードは御存じでしょうか?原理としてはそれに近く、それをLCDにより実現しています。液晶の状態保存には電力はつかわず、消去するときだけ電力を利用します。半年ほど前にその存在を知ったのですが、当時は輸入するしかないのでその手間から購入を諦め、国内販売の機会を待っていましたのでした。個人的には待望のガジェットをゲットしたわけです。



軽くて薄い
まず宅急便の袋を受け取った時の印象は、やけに軽いなと、、、もしかして違うものが届いたのかと思うくらいでした。で、袋をあけてでてきたのが上の写真です。紙のケースに入ってます。

  中には、本体と英語マニュアル、日本語のマニュアル1枚、タッチペン、クリーニングクロス。です。後述しますが、まあマニュアルなんて必要ないんですけどね。

薄さは、3mmです。3cmではありませんよ。3mmです。ですから、重さも100gちょっとらしく、iPadとは比較になりません。iPhoneなみですが、大きさからより軽く感じます。プラスチックの板を持っているという印象です。

大きさは、14cm X 22cm程度です。書き込みができる領域はもっと狭く、12.5cm X 18cm 程度になります。手元にあるもので比較すると、R-Styleの@rashita2さんのEVERNOTE「超」仕事術の本と同じくらいです。


使い方
付属のタッチペンで書くだけです。正確に言うと、そのタッチペンを使わなくても例えば爪でなぞっても書けます。消去は、本体の eraseボタンを押すだけです。書いた内容が全て消えます。部分的に消すことはできません。That's all! それだけです。書いたものを記録する機能とか、USBでPCに転送するとかそういう機能もありません。消去できる回数は5万回らしいです。電池交換はできません。

ファーストインプレッション
正直な印象としては、思ったよりも書いた文字は薄い色で表示される感じです。色も白ではなく、なんとなく緑っぽいです。もうちょっとクッキリ表示されてもいいんじゃないかなーとかいう気がします。あとサイズが思ったよりも小さく、せめてA4サイズぐらいあってもいいんじゃないかなという気がします。
書き味は、普通のペンを使っている感覚に近いですね。筆圧により、太さも自然に変わります。

写真をとって保存するハック?
やはりメモツールは記録できてこそ意味があるわけで、Boogie Boardはそれができないのが最大の欠点。現状思いつくのは、写真にとって保存するというところでしょう。iPhoneで撮影してみたのですが、写真にとることで、肉眼よりもクッキリ記録できます(青っぽいのはiPhoneのカメラの特性だとは思いますが)。ただし難点として、バックが黒のせいか、周りの光が反射したり映ったりするところです。何かシートを貼れば解決するかもしれません。



用途は?教育現場で使えるか?
当初、家にあるホワイトボードのメモボードの代替になるかなという気がして購入しましたが、遠くからだと少しし見えにくいかなという感じです。まあリビングのテーブルに置いて、ちょっとした伝言ボードにはいいかもしれません。あとは、電話の側においておいてメモ書きにするとか、子供のお絵描きボードにするとか、、、
あと、職業柄考えているのは、講義中にこのボードを書画カメラに投影することで電子黒板の代わりになるかなーという気がしてます(ちょっとサイズが小さいのが難点ですが)。書き味がやっぱり自然なんですよね。私は、タブレットPCとか、タッチパネルディスプレイに書き込む機器とかを講義で使ってきましたが、それらはなんか書き味が不自然で、正直書きにくいというのがありました。書き味については、このBoogie boardはまさに「黒板並み」です。しかも一瞬で消えます。もし、電子黒板のメーカーがこの記事を目にしたのであれば、ぜひ、このBoogie Boardの巨大版(黒板サイズ)を開発して欲しいかと。。。個人的には、PCに接続したタッチパネルの巨大ディスプレイなんかよりもはるかに使いやすく普及しやすいと思いますけどね。欠点は単色しかでないというところですけど、それはメーカーさんよろしく!あとは、内容を記録する機能とかあるとうれしいですね。
あと、昔の小学校ってのは学生はノートの代わりにミニ黒板をつかって書いていたとかいうのを、映画が何かで見た記憶がありますが、それに近い使い方もできそうです。電子ノートっていえばいいですか、、、、もちろん、内容を記録できないと意味ないですけどね。


iPadの登場以来、電子書教科書や電子黒板などが話題にあがっていますが、個人的にはこういう単純なツールが実用的かつ普及しやすいのではないかと思ってます。そんなわけで、Boogie Board。まだ手に入れたばかりですが、何かを期待させるガジェットです。値段もお手頃(4000円程度)です。皆さんいかがですか?

目標まであと31日分