2011年7月24日日曜日

iPhone・iPadでGmailの複数アドレス設定する方法


iPhone・iPadユーザの方なら、Gmailを使っている人は多いと思います。今日はちょっとした小ネタです。以前から知られていたことのようですが、僕が最近知ったので、、、(笑)次期iOS(iOS5)で解消するネタのようなので、今のうちに書いておきます。

Gmailの複数アドレス設定
Gmailでは、複数の送信メールアドレスを設定する機能があることを知ってますか?Gmailはプライベートで使われることが多いかと思いますが、人によってはGmailに全てのメールを転送するなど、メールの集約を行っている人も少なくないでしょう。私も幾つかのメールをGmailに転送しています。しかし問題は、メールの送信。送信する時だけGmailのアドレスからメールを送るのは不自然です。技術的にはFromを修正することは可能ですが、近年はSPAM対策の一環でFromのアドレスのドメインが異なる場合は、アドレスの偽装として送信できないサービスが増えています。。かといって送信時だけ、元のメールサービスにアクセスするのはバカらしいですし。
実はGmailは、メール認証を行うことで複数のメールアドレスを設定できます。結果的にはFrom行の書き換えなわけですが、認証というステップを踏みことでその信頼性を高めようという意図があります。

iPhone・iPadでの複数アドレス設定方法
では、iPhone・iPadではどうか?iOSのMailアプリは、現在のバージョンでは複数アドレスへ対応してません。次期バージョンでは正式対応するそうですが、それまで待ちきれませんよね。じゃあ僕はどうしているのかというと、今まではとりあえずアカウント設定だけしておいて、実際そのアカウントでメールの受信はせず、送信時に切り替えるということをしていました。まあ、これはこれでいいんですがどうもすっきりしないなぁと、、、そう思いながらMailを使ってました。
最近、そんなことをしなくてもいいということを偶然ネットで見つけました。まず、iPhone・iPadでのGmail設定には、メールアカウントの追加の際に

  • デフォルトであるGmailから設定
  • その他からのimapによる設定

の2種類が存在します。普通は前者を選ぶと思いますが、今回のワザは後者を選ぶことで実現します。両者の設定の違いですが、後者は

  • 送信メールアドレス
  • 送信メールサーバー
  • 受信imapサーバー

の3つを設定する必要があります。面倒ですがここに抜け道があるのです。最初の送信メールアドレスを設定できるというところがポイント!ここにコンマ区切りでアドレスを追記するだけで、送信時に複数のアドレスを設定できるのです。
例えばこんな感じです。
xxxx@gmail.com,xxxx@hogehoge.com
なんというお手軽さ!もっと早くこのワザ知っておくべきでしたよ。。たぶんこのワザは、Gmail以外のサービスでもできると思います。もちろん、そのサービスが送信アドレス書き換えを認めているのであればという前提ですけど。
なおこのワザを利用する時は、Gmailの方で複数アドレス設定をしておく必要はあると思います。知らなかった人はぜひお試しあれ。

2011年7月23日土曜日

Twitterを3年間使ってみて



記事にするのが遅れましたが、去る6月23日にTwitterを使い出して3年が経ちました。今、4年目に入っています。同じような内容を1年前にも書いたわけですが、今年も改めて振り返って見ようと思います。同じこと繰り返して書いてるかもしれませんがそこは目をつむって新鮮な気持ちで読んでいただければ、、(笑)

フォロワーはほぼ変動なし
フォロワーの数は500ぐらいで落ち着いており、ほとんど増えていません。これは1年前にも書いたとおり、個人的にはもうパンク寸前なので。まあ、全てのTLを見ようとするからなんでしょうが、僕にとってTwitterは貴重な情報収集源ですので、できれば全てのTLを見たい。そんなわけでフォローは限定しているのですが、以下にあげるように少しだけカラクリがあります。

実名Twitterを新たに用意
実名Twitterアカウントを用意して、プライベート用と仕事用にフォロワーの集団を完全に分離しました。もちろん重複している人もいますが、アカウント毎にフォロワーを区別することで、情報収集のメリハリがつきました。ちなみに実名のほうは同業者を中心に300弱フォローしてます。個人的にはこれくらいが一番見通しがいいですね。また、発言もアカウントによって使い分けています。これは先日も書いたように自己ブランディングの話に関係してきますけどね。Twitterのいいところは、その人のプライベートな面も含めたツイートが混在する事ではあり、そういった意味でアカウントを使い分けるには邪道かも知れませんが、これもTwitterの楽しみ方の一つでしょう。

クライアントアプリはHootsuiteで
一年前はTweetdeckを使っていると書きましたが、今はHootsuiteを使ってます。アカウントの使い分けやスレッドの整理にとても重宝してます。Tweetdeckから切り替えた理由は、ただiPadで使いにくい時期があったから。今はどうなのか知りませんが、僕はPC、iPhone、iPadのいずれでもHootsuiteを利用しています。アカウントの使い分けに重宝してますね。

あらためて感じるTwitterの凄さ
Twitterを使いはじめてから、この面白さに衝撃を受けると同時にいつまで続くかな、、というのを思ってますが、今のところTwitterを凌駕するサービスはないですね。GoogleBuzzはどこかに言ったし、Waveも終わってしまったようだし。Twitterも震災の中で社会的地位を確立し、ここまで来るとWeb、メールに次ぐプラットフォームとして残っていくような気がします。僕個人の話をすればここ1年のツイート数は若干減りましたが、Twitterがメインなメディアであるという地位は変わってません。
ちなみにGoogle+というのがでてきましたが、個人的にはお腹一杯な状態です。Lifehacking.jp のmehoriさんは期待感をもっておられるようですが、僕はちょっと懐疑的。いや、正確にいうと僕個人には合わないかなという印象。Google+の件は、また別記事で取り上げたいと思います。

まあそんなわけで、とりあえずTwitter4年目になりますが、今後ともお付き合い下さいませ。

2011年7月9日土曜日

Facebookの使い方が見えてきた ~自己ブランディングツールとして~


最近、国内でもFacebookが流行ってきました。その存在は僕も昔から知ってましたが、
  • mixiもあるし、重複しそう
  • SNSという閉じた世界より、Twitterみたいなオープンな世界が好き
というのもあって、いまいちのる気はなかったですね。それにそんなにたくさんのソーシャルなサービスに時間を割く訳にもいかないですし。。いちおう、実名でアカウントを取りましたが使い道がいまいちわかりませんでした。ただ、最近Facebookの使い方が見えてきたのでちょっとそのことについてお話ししたいと思います。

自己ブランディングメディアとしてのFacebook
何度が記事で言及しましたが、このBLOGは「ライフハッカーおちくん」というプライベートな面からのブランディングを意識していますが、最近感じはじめているのは、
  • 「仕事における自己ブランディング」の促進
です。僕は仕事面での自己ブランディングのメディアとして、
  • 実名Twitterアカウント
  • 仕事用のBLOG(実名)
を新たに設置して運用していましたが、もう一つのメディアとしてFacebookが浮かびあがってきました。僕がはじめてFacebookと対面した時、「何このクローズドなTwitter?」という印象を持ちました。ウォールはTwitterのタイムラインみたいなものだし、使い方が重複しそう、、、と思い、使い道がよくわかりませんでした。しかし、「仕事における自己ブランディング」という視点から考えてみると、
  • 実名を前提としたサービス
というFacebookの特徴はとても魅力的であることに気づきました。実名というのに抵抗を感じる人も少なくないと思いますが、仕事って基本的に実名の世界ですよね。Facebookってまさに仕事向けじゃないかなぁと。もちろんTwitterでも実名でやれば、同等の効果は期待できるでしょう。ただTwitterと言うのは誰でもアクセス可能で、実名も匿名も入り交じった基本的には自由でオープンな世界です。一方、Facebookは原則実名です。ログインしないと詳細を観ることができません。これは見方を変えると、
  • ガチンコ(実名)で交流したい
という意識を持った人に利用が限定されるわけです。Facebookはそういった意識を持った人のための社交場となりうるわけです。

FriendfeedからFacebookへ
以前のブログで自己ブランディングの一環としてfriendfeedの利用を紹介しました。僕は、friendfeedに自分のネットでのアクティビティを流すようにしてましたが、その役割をFacebookに置きかえればいいのではないかと考えました。ただし、ネットでのアクティビティを流すのではなく自分の日々の仕事のアクティビティを流していく。もちろんFrendfeedでも同じことはできますが、あえてFacebookでやるのは、重ねて書きますが
・実名主義の世界である
・国内でも流行り出した
というのがポイントです。特に、後者の「国内でも流行り出した」というのはとても意味がありますね。流行ってないサービスで行動をおこしてもほとんど意味がありませんから。まさにFacebookをやる時が来た!といってもよいでしょう。

サービスを使いわける
よく思われるのが、「実名だと変なこと書けないんじゃない?」ということですが、そのとおり。変な事を書くべきではないですし、その必要もないんです。今はmixiやTwitter、tumblr、各種ブログなど、いろいろなソーシャルなサービスが存在してるんですから、それらを使い分ければいいんです。このBLOGを読んでる皆さんは、仕事の名刺の他にプライベートな名刺も作ってる人が少なくないと思いますがそれといっしょです。
ちなみに、「実名Twitter」との関係ですが、パブリックな度合いをFacebook>実名Twitterという風にして使い分けています。Facebookをより公式のものとし、名刺にFacebookのURLを加えても恥ずかしくないようにというスタンスです。

以上、おちくんのFacebookの使い方を紹介しました。Facebookっていまいち、、、と思っている方の参考になれば幸いです。まだ数点ほど紹介しきれてない話がありますので、後日取り上げたいと思います。

2011年7月3日日曜日

インクボトルでLamyをより使いやすく



以前、Lamyについて紹介してるのは覚えていますか?僕は根っからのデジタルガジェット派なので、アナログなペンというのはあまり持ち歩かないんですが、いちおう筆記用具としてはLamyを使ってたりします。今日はLamyをさらに快適にするネタです。

Lamy、万年筆の問題
自称デジタル派の僕は、実際Lamyを使用する機会が少ないです。使う時はガガガッと使いますが、時期によって非常にブレがあります。いざ使おうとした時にインクがなくなっていたり筆先が固まっていたり、、そんな時は、水洗いして復活させてるんですが、ある意味僕には向いてない文具なのかな~とか思ったり。また、僕の買ったインクカートリッジが古かったからもしれませんが、黒色のインクがなくなるのが非常に早い。僕はどちらかというと黒より赤をよく使うんですが、赤のインクはカートリッジな内で水々しく残っているのに対し、黒はインクがあるのかないのかよくわからないドロドロ?の状態。そのせいかインクが詰まる頻度も高く、ちょっとしたストレスになってました。

インクボトルというソリューション
そんな中、ふと思いたったのがインクボトル。Lamyはインクカートリッジ交換タイプなので関係ないと思ったんですが、実はLamy用のボトルインクが売ってるんですよ。
インクボトルを使うためにはそれ用のカートリッジも必要ですが、もちろんそれも売ってます。


カートリッジはこんな感じです。赤い部分が回転してカートリッジ内の底が注射器のように動いていきます。


本体にはめ込みます。無理やりいれないでくださいね。よくみるとLamyの側面にカートリッジを固定するポッチンがありますので、そこに合わせて下さい(もしかするとLamyは最初からボトルインク利用を想定しているのかな)


こんな風にしてインクを入れます。イメージとしては注射器で吸い取るような感じですが、このカートリッジでは赤い軸を回すことで底が動きます。事前に赤い軸を回して先端部分まで押しこんでおき、カートリッジに筆先を深くしっかりつけて、ゆっくり赤い軸を回して戻します(ここがポイント)

なおこのボトルインク、底部にインク注入時の筆先拭き用の紙ロールが用意してあったりします。芸が細かいです。

赤色がない
ただ、ボトルインクについては赤色だけ何故か日本で売ってないんですよ。赤が一番欲しいんですが。。。しょうがないので代替品として、
  • パイロットの紅葉
という赤色のインクを選びました。



理由は特にありません(笑)。なんとなくオシャレな感じがしたのでカッコつけてみただけです、、ちなみにLamy用ではないので、なにか問題が起きるのかはまだ不明です。意外と値段が高いので、悪いインクではないとは思ってるんですが。。。今のところ特に書き味とかインク詰まりなどは起こっておりません。

ちょっと使ってみようかなという気になってくる
ボトルインクに変えてみての一ヶ月ほど使ってみての印象ですが、黒のインクがいつもみずみずしく使えるというのはとても気持ちがいいですね。今までは、ちょっと数日ほったらかしにしておくとすぐにインク詰まりなどを起こしていたので大きな改善です(インクが古かったのかもしれませんが)。ちょっと使ってみようかなという気にさせてくれます。また、もしインクづまりを起こしたとしても今度はボトルインクを利用して直せるはずです。水洗いするよりはましかなと思ってたりしてます。

アナログ派の皆さんはもっと使用頻度が多いでしょうから、LAMYにインクボトルというのはオススメできるソリューションだと思います。LAMYユーザの方、これから使ってみようと思っている方はぜひ!