2016年9月25日日曜日

iPhoneのバッテリー交換をしてみた 〜Genius Bar 初体験〜

Improved battery life

毎年、iPhoneを買い換えていたおちくんですが、「節約」という言葉を覚えて、6Sにはアップデートしないまま6を使い続けてます。つまりはじめて1年以上、、というか2年近くiPhoneを使い続けるという未知の体験をしているわけですが、この春にバッテリーの減りを異常に速く感じるようになりバッテリー交換をしたんです。今日はその話。

バッテリーがヤバイ感じにへたってきた
もともとボクはiPhoneをヘビーに使ってることから、再充電なしで1日もつことはありません。毎日モバイルバッテリーのお世話になっているわけですが、充電しながら使うのはあまり良くないようですね。まあ真偽のほどはわかりませんが、今までも1年近く使うとバッテリーの減りが速く感じていましたし、今回は1年以上になるわけですから、さすがにヘタリが深刻になってきたということです。

バッテリー交換の方法
一般的には、バッテリー交換には次の3つの方法はあります。
(1)自分で替える
コストは一番安いでしょうけど、技術はいるしリスクも高い。面倒なのでパス。
(2)アップルストアで交換する
まあ、普通はこれです。公式のやり方だし。ただ、しかも飛び込みで店に行ってもダメなようですね。ジーニアスバー の予約をしないといけないとか。。。なんか面倒くさそう。かといって、郵送で修理とかしたら、電話使えなくなるし、それはありえない。
(3)街角の修理屋さんで交換する
そもそもアップルストアなんて、全国の大都市圏にしかないわけです。街中にはiPhoneの修理屋さんとか実はよくあったりします。今までお世話になったことないですが、ちょっと気になりますね。

アップルストアのお世話になることにした
とまあ、上記のようにいろいろやり方はあるわけですが、ボクはなんだかんだといって正攻法の(2)、つまりアップルストアに行くことにしました。その理由は、
(1)比較的近くにアップルストアがある
関西だと心斎橋にありますからね。ボクの生活圏を考えると、行けない距離じゃない。つーか、ボクみたいな者が、アップルストアが遠いなんて言ったら、地方の方々に怒られますわ。
(2)AppleCare に入ってる
いちおう購入時に毎回加入してるんですよねー。でも今までも1回も使ったことがないですが、これに入ってると、バッテリーの交換代がタダになるらしいし。これは元を取らないといけないですわ。


Apple Storeアプリで予約
アップルストアで修理するには、ジーニアスバーに予約しないといけないんですよ。電話とかするの面倒だな〜。でも、よく調べてみると、iPhoneのApple Storeアプリを利用すればとても簡単だということがわかりました。手順は以下の通り。
(1)Apple Storeアプリを起動
(1)ジーニアスバーへ移動
(3)店舗を選択
(4)予約日時を指定
この最後の予約日時を指定というのが秀作。空き時間しか選択できないようになってます。予約したけど空いてませんでしたってのが起きない。これは便利!というわけで、あとは自分の都合に合わせて日時を設定すれば、、、、終了です。

Apple Store Bahnhofstrasse Zürich

いざアップルストアへ
修理に行く前の注意事項は下記の通り。
(1)バックアップを取っておく
バッテリーの不具合は、原則としてバッテリーだけ交換になりますが、場合によっては機種交換とか、初期化の可能性もあるので。
(2)都合の悪いアプリやデータは消す
これは必須ではありませんが、修理に預けるときはパスワードなしの状態になります。つまり、中身は理屈としては見放題ですから。見られたらまずいデータなどがあれば消しておきましょう。ただその際はもちろんバックアップを忘れずに。アプリに関しては、データが復元できるようにしておきましょう

ジーニアスバーがなんかいい
予約した時間帯にアップルストアについたら、アプリをチェックインします。しばらくすると、「おちくん様〜」と声がかかります。当たり前ですが、予約システムは素晴らしいですね。カウンターに招かれ、葉加瀬太郎みたいなジーニアスな人のカウンセリングを受けました。なにやらMacBookをカチャカチャいわせながら、ボクのiPhoneを診断している模様。
太郎「調べてみたところ、バッテリーが劣化してますね」
ボク(んなことはわかってるわい)
太郎「2時間近くお待たせすることになるかもしれませんが、、、」
ボク「え〜(家帰るの遅くなるじゃん)」
太郎「わかりました。なんとか1時間半で終わらせるようにしましょう☆(目が光る)」
という感じで、さすが、葉加瀬太郎。だてに高田万由子をゲットしてないな。。。なんて、妄想しながら周辺で晩御飯でも食べて戻ると、無事修理完了。特に機種交換もしておらず、バッテリーだけ変えたようです。外見全然わかりませんけど。

とまあ、こんな感じで、iPhoneのバッテリー交換はあっさりと終わりました。ジーニアスバーは混雑しているのでなかなか予約しにくいですが、予約した時間に向かえばあとはスムーズにすすみますね。ちょっと感動しました。
AppleCareに加入していて1年以上利用しているならバッテリー交換はアリだと思います。つーか、やるべきですね。みなさんもどうですか?

2016年9月24日土曜日

楽天モバイルはじめました


(この記事、この春(2016.3月)の出来事をベースにしてるので、ちょっと現状と違うこともありますが、ご了承下さい)

娘の携帯電話をガラケーからiPhoneに切り替えることになりました。言うまでもなくiPhoneは高いんですが、それ以上に通信料も割高なんですよねぇ。今まで娘はガラケーのEプラン(ガンガンメール)だったので月額1000円程度だったんですが、iPhoneにするとそれが一気に上がるわけです。

ついにMVNOに手を出すことに!
ボクがau派、、というかアンチドコモ派だったことから、家族のケータイは皆auという状況です。ですので、本来ならauで、、ということになるんですが、浪費家のボクもここ数年で「節約」という言葉を学びました。auの、、というか3大キャリアの値段はちょっと高い。ボク個人はヘビーに通信しているので、今の料金でもまあそこそこ納得しますが、娘とかヨメさんとかが使うには割に合わない金額。うちのヨメさんなんか、1G使ってませんからねぇ(なのにカケホにすると最低2Gとか)。娘はガンガン使いそうですが、だからといって3大キャリアの利用させるのはちょっと贅沢なわけで、、、
というわけで、娘はMVNOにするしかない、、という結論に至りました。まあ、実はモバイルWiFiについては既にOCNモバイルONEを利用していることもあり、また、個人的なアンチdocomo主義も薄れてきてますので、経費抑えるならMVNOしかない、、という判断です。

楽天モバイルにした理由
で、どこのMVNOがいいんだろう?といろいろ考えた結果、楽天モバイル一択になりました。その理由は以下の3つ。
(1)5分間話し放題プランがある(楽天でんわ)
まずはこれが一番の要因かな〜。娘の年代になると電話はほとんどしないかもしれませんが、とりあえず、長話をしない限り「電話代」を気にすることはないわけで、話し放題プランは魅力です。MVNOでIP電話を除いて話し放題プランを提供しているのは楽天だけですし(2016.3月現在)。なお、「5分以上話した場合の電話代は請求するで」と言っておけば、金銭感覚も養えますしね。
(2)楽天ポイントが倍になる
楽天モバイルを契約すると、楽天でのショッピングでのポイントが2倍になるようです。適用範囲はまだよく確認してませんが、個人的に楽天はヘビーに使ってますし、楽天ポイントと連動してくれるのはありがたいです。
(3)いちおう楽天というブランドの安心感
ブランドでいけばOCNとかIIJなどのほうがいいんですが、楽天もFusionを傘下に置いてたり楽天でんわも運営してますし、まあそれなりのブランドかなと。というか、IP回線ではなく電話回線を使ってのかけ放題や安い通話を提供できるには、他のMVNOにはできないですし(Fusionを傘下持ってる強みですね)。「楽天でんわ」については、大手キャリアがかけ放題サービスを始めたので意味がなくなったかなぁとか思ってましたが、MVNO向けの需要が残っていたわけで、さすが楽天、先見の明があるなぁ、、という印象。

SIMフリーiPhoneも入手
今は、SIMフリーのiPhoneを簡単に入手できるようになったんですねぇ。昔は、輸入とかしないとSIMフリーは手に入れられなかったりしてましたし、docomoの正規SIMしか選択肢がなかったですから。SIMフリーiPhoneを手に入れて、無理やりdocomoのSIM入れてドヤ顔している人がたまにいましたけど、結局コストが高いわけで、「そこまでしてdocomo回線使いたい?ソフトバンクで何がいかんのん?」って思ってましたが。。。しかし、今はMVNOの格安SIMが全盛&SIMフリーiPhoneもふつうに買えますし、便利になったもんですね。

結局どれだけやすくなるか?
わかりやすく、本体一括で考えます。auはスーパーカケホにして条件をほぼ同じにしてみました。
au:4661円(3G+5分間通話し放題。毎月割2,040円込)
楽天:2450円(3.1G+5分間通話し放題)
毎月割含めた値段よりも2000円も安くなりますね。いずれでも消費税と細かなオプションは考慮してない概算ですが、SIMフリーiPhoneを新規で買っても、トータルで十分安くなるということがわかります。

通信環境については
いいことばっかりのようですが、通信環境はやはり値段相当かな〜と思ってます。ボクは普段、OCNモバイルを使ってますんでMVNOの品質はだいたい想像つきます。まあ、データ通信環境は遅いかもしれませんが、安定のdocomo回線なんで連絡不能になることはないでしょうし。親としては娘が通信をガンガンするのもどうかと思いますし問題ないかと。
というわけで、我が家もMVNOについに手を出して、、、次はヨメさんかなぁ。なお、ボクはヘビーユーザーなんで、MVNOにしようとか思いませんけどね。

後日談:半年間経過して
上記の文章は3月の段階で下書きを書き終えていて、公開までタイムラグを挟んでます。で、半年経過しての現在の印象ですが、今のところ特に娘からは不満の声は出てこないですね。ただ不満がないと言うには、快適というより「こういうもんだ」と思ってる面があるかと思います。娘はすごいヘビーユーザで、すぐに3日制限に引っかかっていたり、3Gの容量をあっという間に消化している模様(本人は気付いてないです。というか知らない)。まあ、日中は学校ですし(学校でも使ってますが)、家に帰るとWi-Fiがあるし、、ということで、現状で問題ないということでしょう。
ただ、5分かけ放題については、その後MVNO各社が採用をはじめ、3月の頃とはずいぶん様子が変わってきてますね。今、MVNO回線を選べと言われて楽天モバイルを選ぶかと言われたら、、、ちょっとわからないですね。

P.S
auには学割プランを使えば5G増量とかあるんですが、求めてるのはそこじゃないんですよね。お得ではあるんですが、安くなっているわけじゃない。しかも増量分はギフトの対象外らしいですし。大手キャリアは再考を願いたいものです。でないと、どんどんMVNOに逃げまっせ。

2016年9月22日木曜日

はじめてのMVNOへのMNP 〜 auからOCN モバイル ONEにMNPしてみた〜


本BLOGでは過去に何度か書いてますが、ボクは
  • 原則auをメインキャリアとする(家族でau)
  • ガラケーとiPhoneの2台持ち(いずれもau)
というモバイル環境を維持してきました(実はここ半年で少し変えてるんですが)。で、この度、ガラケー(au)をOCNモバイルOneへMNPにし、スマホ(android)に変えたのでその報告です。

ガラケーをMNPすることにした理由
以前、EMOneとかSoftBankのiPhoneを使っていた頃は、通話回線とキャリアメールの主回線としてauのガラケーを使ってました。今は、iPhoneもauになり主回線も移行。ガラケーの存在意義は、FeliCa(モバイルSuica、エディ)のためだけ。もったいない気もしますが、費用については、プランSSの通話込み基本料金でiPhone通話料金を相殺できるので、コスト的には実質タダ。そういう事情が、今までガラケーを使い続けさせてきたわけです。ただ、個人的に、
  • Android端末をもっと愛でたい
という好奇心もあり、変えようかな〜とか思いつつ、でも、iPhoneとAndroidの2台持ちって回線コスト的にはちょっと高いよね。。と躊躇してました。また、MVNO(OCNモバイルOne)のWi-Fiルーターも使ってるので、Android使いたいならそれに繋げたらいいイイじゃん(コスト的にも、運用目的としても)、、と思ってたんです。でも実際には、iPhone、ガラケー、Wi-Fiルーター、Androidと持ち歩くことはほとんどなかったわけです。ですので、うーんやっぱり機種変する?でも。。。とグズグズしていたわけです。

MVNOってすごい進化してる!
しかし言うまでもなく、それは私の勉強不足。MVNOって、今は(というかかなり昔から)とても格安で複数台持てるようになってるんですね。いわゆるシェアSIM(追加SIM)ってやつ。主回線に通信容量ゼロのSIMだけを追加して、容量は主回線のを共有するというスグレモノです。ボクの場合は、今現在、OCNモバイルOneのデータ契約(3G/月、基本料金1100円)を持っているわけなので、新たに音声回線が欲しいなら音声回線のSIM(基本料金1100円)を追加契約すればイイというわけです。Ezwinみたいなわけのわからん料金もないし、データ通信の契約も不要。1100円ポッキリで、Wi-Fiルーターも使え、かつ電話回線を持てるということですよ。もちろんSIMを入れ替える必要もなし。なんで今まで気づかなかったんだ〜!

音声回線のシェアSIMへのMNPの方法
ただ、1点気になったのは、単純なMNPではなく、シェアSIMへのMNP。これってできるのかな?ネットでもあまりそういう事例が書いてなかったのですが、
  • リアル店舗(ヨドバシなど)のMVNO受付カウンターでは不可
という点に注意して下さい。で、手順をかんたんに書くと、
  1. 音声対応SIM お申し込みサイトにアクセス(新規ではなく追加SIMのページです)
  2. Myページへログイン
  3. 申込画面にて「MNPを利用して電話番号を引き継ぐ」を選択
  4. MNP予約番号とMNP利用番号(MNPする電話番号のことです)を入力
で、OKです。なおMNP予約番号は12日以上の有効期間の残りが必要です。

MNPの移行はとってもスムーズ
いやー、今回ビックリしたのは、移行のための空白期間がほとんどなかったということ。オンラインでのMNP手続きとなると、回線の切り替えとかで使えなくなる日が何日かあるんだろうなと思ってたんですが、、、、今は、そうじゃないんですね。どういうことかというと、
  • SIM到着後、ウェブにて開通手続きを自分で行う
  • 開通手続きをするまでは、旧回線も使える
ということなので、ウェブでの開通手続きから1〜2時間で移行されます。今回は1時間で移行を確認しました。いやー、凄いなぁ。

というわけで、MVNO回線へのMNP。今は簡単にできるんですね。しかも安く運用できるし。今後、ヨメさんのau回線もMVNOにMNPする予定なので、この方式でいきますわ。
実はこの春に、娘にMVNO回線でiPhone持たせたんですが、MNPじゃなくて新規で申込んだんですよ。当時は、MVNOにMNPって面倒な気がしてやらなかったんですが。。。もう少し調べておけばよかったです。

なお、以上の話はOCNモバイルOneに限定したことかもしれませんので、他のキャリアを考えている人は別途調べてみて下さいね。

2016年9月14日水曜日

iPhone7について語ろうか



大変久しぶりのブログです。8ヶ月近く全く書いておらず(過去最長期間)、心配され方も一人ぐらいはいたかもしれませんが、とりあえず私は元気です。もう単純に仕事が忙しくてBLOGをアップする余裕がなかったというわけで、、、何か病気とかというわけではないです。(BLOGのネタ自体はいくつかiPad miniに仕込んでいますので)
機種変するかしないか
まず結論からいうと、「機種変する」です。しかし購入の理由は今までと異なり、
  • iPhone6の2年の端末割引が切れる
というパッとしない理由です。BLOGでも書いた気がしますが、6sについてはついに購入に至りませんでした。6を2年近く使い続けたということです。皆さんは、大手の端末割引をどう読み取っていますか?私はいつも一括購入しており、しかも各種ポイントを駆使することで安く買えているんです。そんなわけで、端末代の割引というよりも、2年間利用料金を値引きしてくれていたという感覚が強いんです。つまり、毎月5000円程度の料金で済んでいたのに、2年経ったらそれが7500円位になるわけで、それはなんか嫌だなぁ、、というのが動機です。

iPhone7という機種に関する印象
もうね、初代(3G)から使い続けている身としては、もうiPhoneという端末にはある意味飽きていて、新機種が出てももうさほどのワクワク感はないんです。だったらなぜiPhoneを使い続けるか?そりゃ、そういうワクワク感を期待してないからです。iPhone自体、完成度が高いというか、技術的にもう枯れてきているわけで、個人的なメインキャリアであるauのインフラへも完全対応してますし、そういった安心感、信頼感、安定感があり、また、iPad miniやApple Watchを併用しているので、そういった環境を変えたくない。。というのが本音です。

iPhone7のウリは?
今回の7に期待するところは
  • FeliCa対応
  • バッテリー向上
  • CPU性能のアップ
ぐらいですかね。バッテリーやCPUは日々のエクスペリエンスの根底の要素ですから、ここがパワーアップすること自体は良いことです。特にバッテリーの長さは重要な生命線です。ただFeliCaについては、ガラケーやAndroidみたいな感じにはならないようですね。Apple Payには期待できますが。あと、イヤホンジャック廃止や感圧ボタンといったイマイチ前評判の悪い要素も多い。。。うーん、なんかウリより悪いところのほうが目立つなぁ。
まあ、ほんと個人的には6で完成されていると思うんですよ。以後のiPhoneは重箱の隅をつつくような目新しさしかなく、、ジョブズを失った影響がジワジワと出てますねぇ。

というわけで、久しぶりのBLOGでいまいち筆が乗らない感じですが、皆さんは買い換えますか?